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正教会はキリスト教の本
正教会は、キリスト教の本家ともいうべき教会です。
ハリズトス(キリスト)が、復活しでお弟子たちに現れてから、お弟子たちは使徒となって、復活の福音を全世界に伝道しはじめました。
正教という名称からもわかるように、使徒たちから、ハリストスの復活の福音を中心にした生活を、今日に至るまで連綿と正しく継承している教会です。
使徒たちの時代から、ローマ帝国から迫害されていましたが、三百年初頭にコンスタンチン大帝がキリスト教を国の正しい教会として受け入れました。
その時代から、キリスト教は、五大総主教区を中心に全世界に分布するようになりました。ローマ帝国の管区をもとにした五つの総主教区は、それぞれローマ、コンスタンチ/−プル、アンテイオケ、アレキサンドリア、そしてエルサレムの都市によって、まとめられていました。
そのうち、八世紀から十二世紀の間にかけていローマ総主教区が、ヨーロッパ育成とともに分家しました。
さらに五百年まえには、カトリック!教会からプ唇デ卑タシト教会が出て、現在キリスト教には、三つの大きい教会のまとまりがあるようになりました。カトリヅグやプロテスタントの教会は、ヨーロッパの拡大とともに、世界でよく知られるようになりました。
正教会が「ギリシャ正教」の名称で知られているのは、ギリジ々の国の国教であるからだけではありません。使徒たちがギリシャ語で伝道しはじめたキリスト教、つまり、原初からのキリスト教、もしくは本家本元であるという気持ちがこめられています。「正教」は、異端や分離の動きが盛んであった中世に、ハリストスがもたらした本物の福音という意味で本家のキリスト教の代名詞になりました。
世界のどこにあるか
正教会は、聖地エルサレムをはじめとして、シナイ山、中近東各地、ギリシャ、ルーマニア、ブルガリア、ロシア、アルメニアなどの地域にキリスト教初代から分布しています。グルジアなども古い正教会のひとつです。
千二百年まえから徐々にバルカンの国々、そしてロシアに分布しました。ブルガリア、セルビア、ルーマニア、ロシアなどの国々も総主教によってまとめられるほどの大きい教会です。 教会のかたちは国や民族を単位としていますので、それぞれの国の首府に本山があります。
したがって、呼び名も古代からの総主教区を除いて、ブルガリア正教会、セルビア正教会、ルーマニア正教、ロシア正教会などと、それぞれの国の名が正教会のまえにつきます。近代に独立した教会には、アメリカ正教会、日本正教会があります。日本における正教会は、ロシアからもたらされましたが、今は独立して「日本正教会」になっています。
現在では聖地エルサレムやギリシャ、バルカン諸国、ロシアなど、近代に至るまでに拡がった地域から、ヨーロッパ、アメリカ、アジアと全世界に分布しています。日本には、十九世紀の後半に、ロシアから聖ニコライによってもたらされました。
日本の光風者、亜使徒大主歌聖ニコライと東京復活大聖堂
● ニコライ堂の名で知られる東京復活大聖堂は、聖人ニコライによって、明治17年から24年の間に建てられました。 聖ニコライ大主教は、1861年に函館付の領事館司祭として25歳のとき日本に来ました。
● 当初から日本に正教をもたらそうという強い志を抱いていましたから、領事館付の司祭として奉職していた最初の七年間、正教を日本に植えつけるために日本語をはしめとして、日本の歴史、文学、芸術など、日本文化のすべてを習得しました。日本最初の正教信徒パウエル沢辺琢磨(坂本竜馬の義弟)をはじめとして、幕末から明治にかけて、多くのふのこころに正教の信仰を植えつけました。
● 宣教活動がはじまって、すぐに三万近い信徒が生み出されました。聖ニコライは、日本各地に正教の聖堂を建てたばかりか、聖書や祈祷書をはじめとして、正教の精神書の多くを弟子ともに麟訳しました。
●1912年に75歳で自分の奉職の場で患をひきとるまで、日本人の霊を教うために生涯をついやしました。1971年に日本正教会め聖人として列聖されています。
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