ルーマニア政府観光局ワイン紹介

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★☆ ルーマニアワイン <モルダビア> ☆★

Moldavia モルダビア

「酒の神バッカス」にみそめられた土地、それがモルダビアと言って過言ではない。
どこへいっても親切な土地の人たちが育む豊穣のワインに加え、
ワインにまつわる話には、事欠くことはない。
ルーマニア全土の3分の1のワイン生産量を誇る「モルダビア」を旅するとき、
上質のワインと、伝統の「ふるさとの味」を満喫できる幸せに、
疲れた身体を癒されるのである。


 Iasi ヤシ

モルダビアの古都ヤシを歩くと、オープンセットの
博物館の中に入り込んだかのような錯覚を覚えることでしょう。
路地のあちこち通りの隅々に、時を越えて、ルーマニアの文化と歴史たちが
今も生きていると感じるからだ。
シュテファン・セルマーレ、ディミトリ・カンテミール、イオン・ネクルーシ、
ヴァシール・アレクサンドリなどのヤシを統治した政治家たち。
彼らの生きた時代を思い浮かばせるような建物。それが
そんなノスタルジックな気持ちにさせるのだ。
7つの丘の街といわれる「ヤシ」には、
宮廷の庭、文化の宮殿、聖ニコラエ・ドムネスク教会、
みごとな石材で仕上げられた「Trei Ierarhi」など、この町を観光するなら
見逃せない名所、観光スポットがたくさんある。
なかでも「Bucium ワイナリー」のブドウ畑は、
町の端から端まで延々と連なり、まさに圧巻なのである。
この地の極上ワインとしては、「Riesling」「White Feteasca」「Aligote」
それに「Muscat Ottonel」が有名である。
とくに「White Feteasca」は、グラスの中で中世のルーマニアを感じさせる、
ベルベットのような滑らかな味わいが特徴である。
また、あちこちに点在するワインのテイスティング・ルームで、
しばしの時を満喫するのも結構だが、
「Muscat Ottonel」シャンパンの、その甘く、まろやかな味に
魅惑され過ぎないようくれぐれもご注意を。


 Panciu パンチュー

数十年前のあるとき、ハンターが狐狩りの最中に偶然見つけた動物のすみか。
なんとそこは長さ2kmにもおよぶ、中世のワイン倉庫だった。
「ステファン・セルマーレ」大公が統治する時代から秘蔵されてきた
高級シャンパンのオンパレードであったというから驚きだ。
ぶどう種は「White Feteasca」「Royal Feteasca」「Italian Riesling」を元とした
キラキラと美しい、光沢に溢れたシャンパンを生み出す土地である。
特にパンチューのぶどう畑で作られる「Black Babeasca」種は、
その柔らかな感触を、舌先で一度味わったら、忘れられない一本になること請け合い。
年季の浅いワインはぶどうの新鮮さと香りが漂い、年を経て熟成されたものは
洗練された風味を十分に楽しむことができる不思議なぶどう種である。
オドベスティのあたりでは「Galbena de Odobesti and Cotesti」が
赤ワインとしていちおし。
また、南モルダビアには「ニコレスティのワイン」があることをお忘れなく。

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★☆ ルーマニアワイン <バラキア> ☆★

Walachia バラキア

モルダビア・ワインが、ルーマニアの歴史を感じさせる
世界に類を見ない「ビンテージ風ワイン」の産地とすれば、
バラキアはまさに「重装備」されたワインカントリーといえる。
とはいえ、白ワインや、香りの強いワインに無いとされる
自然の味わい、天然の恵みの味を失ってはいない、良質のワインを作り出しているのだ。
「プイエトロアセーレ」からドナウ川河口の「ヴァンジュ・マーレ」や
「ディアル・ビイラー」のワイナリーまで、ワイン畑は延々10万ヘクタールにもおよぶ。
長さ60kmにわたるディアルマーレ地方は、各種ワインの見本市といえる
「ウルラティ」「バレア・カルガレアスカ」そしてト「ハニ」などが有名で、
ルーマニア一番の赤ワインの産地として知られ、
特にプラホバ地方で作られる「Black Feteascasca」種は、スター産種である。
ルーマニア観光省はこの一帯を「ワインロード」として世界に広報している。


 Tohani トハーニ

ワインにロマンスはつきもの。
とくに当地の領主「ニコラエ王子」と美人だが平民に過ぎなかった
「ドーレット」との恋物語は「トハーニ」の名を一躍有名にした。
貴族の称号を捨ててまで、ドーレットとの結婚に走ったニコラエ王子のラブ・ストーリーは
2つの世界大戦のはざまという時代背景にもあおられて世間の耳目を集めたが、
その王子の名を冠したワインが今でも「Princely」として残っており、
原種「ビュジオアカ・デ・トハイ」「ピノノアール・キャバネ・スーベニオン」
そしていわずと知れた「ブラック・フェィティアスカ」種から生産されている。
また、時代に翻弄されながらも愛を貫いたヒロイン「ドーレット」
の名前を拝したワインも「ブラック・フェティアスカ」「メルロー」
「ネグル・デ・トハニ」「イタリアン・リースリング」「スーベニオン・ブランコ」
「マスカット・オトネル」などから生産されている。


 Urlati ウルラティ

「悲劇のゴールド・プリンス」と称された領主、
「コンスタンティン・ブランコビアーヌ」が所有していたワイナリーが今も現存しており、
ぶどう種は「キャバネ・スベニオン」と「ピノノール」、それに「メルロー」。
さらに白ワインのぶどう種として代表格といえる「ブラック・フィティアスカ」がある。
「ブラック・フィティアスカ」はブラックベリーの風味を持ち、
アルコール度数は12〜12.5度だが、グラスにそそいだ瞬間そのまろやかな味を堪能できる。
オーク樽の中で、時の流れに身をまかせて熟成すればするほど、
料理やロースト・ピーナツと抜群の相性を醸し出す一品だ。


 Valea Calgarerasca ヴァリア・カルガリラスカ

デアル・マーレのワイン畑は、いくつもの谷をまたいだ山間にある。
その土地に住む修道僧たちが丹精込めて、ぶどうの収穫とワイン作りにはげみ、
いつしか、ワインの里「バレア・カルガリアスカ」と呼ばれるようになった。
生産品種は、「カバネー・スーベニオン」であり、その味たるやまるで、
旧友に再会して、肩を叩き合うようなドシっとした重厚さが漂う。
カバネー本来の強みに、ねばりを加えたワインと仕上がり。
まさに人生の晴雨にかかわらず、いつもそばにおいて置きたい味わいのワインといえる。


 Dragasani ドラガサーニ

肥沃な大地に恵まれたオルテニア地方を見渡すとき、
かつて高名な百科辞典編者、B.P.ハスデウー氏が言った言葉を思う。
「かえすがえすも、つくづくも、ワインはここにあるべし。ルーマニアに」
「サンブレスティ」「コルコバ」「バンジュ・マレー」などは赤ワインの産地だし、
ドラガサーニも、献上ワインの産地として知られていた。
事実このドラガサーニのワインは、様々な
ワイン・コンテストで輝かしい成績を収めている。
1868年パリ、1898年ボルドー、1908年ミラノ、そして
1912年グランドでの入賞などがあります。
品種としての「Tulburelul de Dagasani」は現在でも、
白ワイン・赤ワインどちらのセレクションも
ヨーロッパ市場で広く受け入れられている一方、
「ソーベニオン・ドラガサニ」は
「ゆっくりと時間をかけて、語りかけながら飲むワイン」
としてこちらも好評である。


 Banat バナト

19世紀初頭から生産され始めた「バナト産ワイン」は、
当時のウイーン公国に大変重宝された歴史がある。
特異な地形から生まれる「バナトワイン」は、多くの特徴を持つ。
スイスのチロル地方を思わせる、標高の高い高原地帯にワイン畑が広がるかと思えば、
テレミアマーレやトムナティックのように、砂礫質の土地も見られる。
とりわけバナト山脈にいたる平原と、丘陵地の間隙を縫って広がるワイン畑として
有名なのが「Silagiu-Buziau」である。


 Recas レカス

ティミショアラからは目と鼻の先にあるレカス・ワインは通称「川に挟まれた村」にある。
「カバネ・スーベニオン」「ブーグンド・マレ」「メルロー」
「カドシャ(イタリアン・リースリング)」「ローヤル・フィティアスカ」
そして「クリアタ」などのぶどう種が使われている。
黄色い「クリアタ」などは、ワイン通でも、ほとんどの人が聞いたことも無いだろう。
この地独自の品種で、大きくて硬い実が、ややドライな感じがする食卓ワインへと変貌する。
「最初に目をつけた女の子を、口説き落とすような」感じの躍動感あふれたワインと言える。

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★☆ ルーマニアワイン <トランシルバニア> ☆★

Transylvania トランシルバニア

芳香があり口当たりが軽いワインが、
旧ルーマニアに住む、トランシルバニア人たちがつくるワインである。
主にサクソン系の影響を多大に受けたこの地方の飲み物は、
ワインのほかに果実からブランデーを作る。
「ビナルス」「パリンカ」「ホリンカ」「ラチー」などがある。
主に梅、りんご、梨などを木樽につけて、じっくりと
黄金色になるまで熟成するのが普通である。


 Minis ミニス

トランシルバニアワインと比肩されるものに、アラド産のワインがあります。
「リポバ」と「パンコタ」にまたがるザラン山脈は、50kmにもおよぶ長さがあります。
この一帯の代表するワイン畑といえば「ミニス」であろう。
1862年のロンドンでの品評会で「Rose de Minis」は特等を獲得。
その後もミニスワインといえば、「質も評判も最高級の輸出ワイン」
として英国、スウェーデン、オランダ、ドイツ、スイス。
はてはアメリカにまでその名を知らしめた。
赤ワインのぶどう種としては、「キャバネースーベニオン」「マルロー」「ピノノール」
の他に、この地方で生まれた品種「Cadarca」も見逃せない。
鮮やかなルビー色に秘められた甘い誘惑は、一度味わった人には忘れられない思い出となる。


 Jidvei ジドベイ

よく知られたルーマニアワインの産地と一緒に出てくるのが
「タルナベーレ水系」である。
秋口には霧に悩まされる事が多いが、この霧こそ
ぶどうに芳醇さと適度の酸味をつけさせてくれるのである。
このあたりが「香りに包まれたブドウ畑」と呼ばれるゆえんである。
有名な畑としては、「Jidvei」「Craciunelul de Jos」「Blaj」「Medias, Danes」など。
やや甘口のワインとして「トラミナー」などは、家族みんなで楽しめます。

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★☆ ルーマニアワイン <ドブルージャ> ☆★

Dobrudja ドブルージャ

ワインとドブルージャの関係は書き尽くせない。今、最も注目されている産地といえよう。
古代ギリシャの船乗りたちによって開拓された黒海と、ドナウ・デルタに挟まれた地方は
肥沃な土地に恵まれ、ディオニサスのギリシャ神話にも出てくる。
「オルティナ」から「メドジディア」さらに「バダバグ」から「ニクリテル」まで、
この地方には今もギリシャとの融合が深くみられ、ワイン造りにもそれは色濃く反映されている。
中でも有名なのが「ムルファトラー」の赤ワインです。

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  ルーマニアワイン豆知識  

Royal Cellars「貴族の貯蔵庫」

ワイン貯蔵庫は地下深くあればあるほど、良いワインが生まれる…とは真実です。
「モルダビア史実禄」にもそのことが鮮明に記されており、
コトナリ産ワインを評して、ディミトリ・カンテミアがこう解説しています。

“わが国では当然ながら、ワインは地下深く眠らせておくのが一番じゃ。
    最低3年は欲しい。4年も我慢させたワインの味はまさに爆発だ!“


コトナリでは、ステファン・セルマーレ大公により、みごとな貯蔵庫が作られている。
カルホアイア地方に行くと、ルーマニアでも屈指の深層地下貯蔵庫を見ることができるし、
別の産地である、Husi地方のビショプリックセラーでもまた
同じ形のワインセラーを見ることができる。
モルダビアには、このような施設があちこちに散在しており、
訪れる観光客を、暖かく迎え入れてくれる。

かつての王室御用達のワインセラーも、「Piatra Neamt」や、
パンチューにあるステファン・セルマーレ大公のセラー、
また、ミハイ・スタッザ王子の所有するワインセラーもオドベスティにあります。


ルーマニアワインの知識

ルーマニアワインとワイン

<ワイン製造の歴史>

   

ルーマニアワインと料理

ルーマニの料理サルマーレ

<ルーマニアの代表的料理>


ルーマニアワイン・テイスティングツアー

ルーマニアワイン・テイスティングツアー

ムルファトラー…敷地内にワインミュージアムがあり、地酒ワイン試飲もできる。
ウルラティアーヌ…レトロチックなレストランでのワイン・テスティングは格別。
ミニス…毎年9月の最後の日曜日になると盛大なワイン祭りが開かれる。

※もっと詳しく知りたい方は >>> ワイン・テイスティングツアーのページへ

★☆ 日本でも買える美味しいルーマニアワイン <ワインショップ・リンク集> ☆★

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