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モルドヴァ地方

ルーマニア北東部カルパチア山脈の東、プルット川の西部で、雄大な山脈と東ヨーロッパを流れる川に挟まれた地域です。
ブコヴィナは、モルドヴァ地方の北部にあり、ウクライナと国境を接しています。ブコヴィナとはブナの国という意味です。
モルドヴァは、よくモルドヴァ共和国と混同されますが、モルドヴァ共和国はこの地域の東に隣接している国家です。
モルドヴァ地方は、トランシルヴァニア地方に豊かな民俗、自然美、歴史の点で匹敵している地方といえます。

ヤシ

500年以上、モルドヴァの文化中心都市であったヤシは歴史、文化、宗教的生活に大きな影響を与えてきました。ヤシは100近いルーマニア正教会を誇ります。最も有名なモニュメントは1639年に建てられた聖三天使階級修道院です。
また、現在ではモルドヴァ地方の民族博物館、美術館、歴史博物館となっている1900年から1926年に建てられたネオゴシック様式の文化宮殿がランドマークとなっています。

世界遺産モルドヴァの教会群

15世紀から16世紀に建てられたルーマニア正教会群。聖書の物語の描かれたフレスコ画で内部だけでなく外部も装飾された教会群は世界で比類ないカルパチア山脈を背に佇む美しい建築物の数々です。
特にヴォロネツ修道院、スチェヴィツァ修道院、フモール修道院、モルドヴィツァ修道院、アドール修道院などが有名です。近隣にはドラゴミルナ修道院、プトナ修道院などもあります。

ヴォロネツ修道院

東欧のシスティーナ礼拝堂と称されています。優れた建築技術を用いられた修道院の外壁は壁画で装飾されています。元々は村民に聖書の内容を絵で表現したフラスコ画ですが、特に息をのむような美しい青で彩られた「最後の審判」は宗教に興味がない人にとっても一見の価値があります。この絵の青は1438年にモルドヴァ公国のシュテファン大公により建設されて以来、風雪にも耐え、色焦ることのない「ヴォロネツ・ブルー」として世界に知られています。
画家たちは隔離され警備に守られて、この修道院の絵を完成させたため、この青さの配合は現代でも謎のままでこの修道院でしか見ることができない「ヴォロネツの青」となっています。

スチェヴィツァ修道院

強固な要塞、高い壁と教会の空からの滑り台のような屋根、星型に根元を飾られた天を突き刺す塔が印象的な修道院です。1580年代にモルダヴィア公国のモビーラ公により設立されました。修道院としてだけではなくモビーラ公の住居とされていた大きな建物です。一部は現在博物館として、この地方の歴史的芸術品が公開されています。
1602-1604年に地元の画家が描いた緑の印象的な外壁のフラスコ画は大きな軒に守られ、非常に良い状態で見ることができます。特に赤い羽の天使が待つ天国と悪魔の待ち受ける地獄の描かれた「天国への梯子」は圧巻です。

フモール修道院

1530年に創立された屋根の二つの十字架の塔が印象的な修道院です。フモール修道院は小さめの建物ですが、ブコビィナ地方の美術品宝庫です。1535年から描かれた赤い色が印象的なフレスコ画は迫ってくるような美しさです。
また、16世紀の大変貴重な正教会イコンのコレクションがこの修道院には飾られています。

モルドヴィツァ修道院

1532年に創建。1537年に完成した外壁のフレスコ画には金色に彩られたコンスタンティノープルの包囲戦の絵が描かれている。

スチャヴァ

修道院巡りをする時は、スチャヴァの街から始めるのがおすすめです。かつてモルドヴァ地方の首都(1375年から1565年)でした。1388年に建てられたスチャヴァの要塞跡や、高台から街を見渡すツアーも用意されています。
他にもスチャヴァには、ユネスコの世界遺産に登録されているセント・ジョージ教会や、ミラウツィ教会、ザムカ修道院、そして木工細工、民俗、歴史、郷土芸術の博物館が多数存在しています。
特に、ブコヴィナ歴史美術館には、王位の殿堂にシュテファン大公のコートや家具、武器、衣装などを復元した物、中世の甲冑、コイン、道具や古代の書類なども展示されています。

チャフラウ国立公園

ルーマニア人の祖先であるダキア人の聖なる山、チャフラウ山を擁する国立公園です。ここでは90種類以上の野鳥を見ることができるので双眼鏡が必需品です。約5キロにわたり急峻でねじれたようになっているというビカズ渓谷も、ぜひ訪れたいところです。

ネァムツ県

ネァムツ県には多くの旅行者が訪れます。チャフラウ国立公園ではハイキングや、野生動物の観察ができます。忙しい都会での生活では忘れ去られてしまった牧歌的景色の中に、数世紀の歴史を持つ修道院、魅力的な博物館の数々、ネァムツ要塞が存在しています。
ネァムツ教会群の中にはルーマニアでは最もよく知られた画家ニコラエ・グリゴレスクの絵がアガピア修道院にあります。

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