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自然保護地区

ルーマニアの国土の約5.18%が自然保護地区で占められています。そのうち、ドナウ・デルタは自然保護地区の約半分、2.43%を占めます。200以上の数多い国立公園、自然公園、科学保護区が、野生動物の住む自然環境であるとして保護管理の法律の下で管理されています。さらにEUとUNESCOにも認められた天然記念物の生息する地域も多く、自然の豊かさと美しさはルーマニアの一番の魅力とも言えます。ヨーロッパの国々が紛争、経済発展などにより失ってしまった自然が現存しているルーマニア。ルーマニアの人々が自然と共生することにより保護されてきた自然は、貴重な動植物の生息場所にもなっています。
人の手が加えられていない自然の残るルーマニアでは、まさに根を大地にはって生きている木々や草花、人に飼いならされていない野生動物そのものの姿を観察することができます。

トランシルヴァニア地方

ルーマニア南部トランシルヴァニア地方は、ヨーロッパでも、最後の中世の風景を楽しめる特別な場所です。古い街並と要塞教会でよく知られていますが、種類も豊富でさまざまな色の野生の花畑を楽しむことができることはまだあまり知られていません。長い冬の後、この地方の広大な牧草地は5月から6月の間と、初春と晩秋には、野生の花々で光り輝いているかのようになります。
この地域では1980年代まで機械化されていない伝統的な農場経営が残っていました。そのため、人工的に汚染されることがなく、この地の土壌、水、家畜の飼料となる多くの植物がそのまま生き残り、害虫を補食する動物たちものこの地方の自然を棲家としています。この地方の約40%は森林地帯で、約30%は牛や羊が放牧されている草原です。牧草地の他には、耕作地、ホップを成育する庭園なども見ることができます。ラン、福寿草、クローバー、飼料になるソラマメ科の植物などルーマニアの約3400種の野生の花の3分の1はこの地方原産で、40種以上が絶滅危惧種となっています。この豊かな自然には蝶、コオロギ、カマキリなども住み、ヨーロッパの大部分では姿を消してしまったアシナガワシ、ウズラクイナ、ウズラ、モズなどの鳥類もここでは生息しています。
野生のシャモア(カモシカの一種)、クマ、オオカミ、オオヤマネコは人前に姿を見せることはありませんが、この地方のザルネシティ(Zarnesti)では歩いて、あるいは馬、自転車か車に乗って野生動物の足跡をたどるツアー(運が良ければ大きなシャモアを発見できるかもしれません)や、クマを観察する隠れ場所にいくツアーも準備されています。

レテザット山脈(南部カルパチア山脈)

切り倒された山脈を意味するレテザット山脈は雄大で、石でできた強固な要塞のような姿をしています。最高峰は2509mのペレアガ(Peleaga)山頂で、標高2200m以上に達する60以上の山々が連なっています。レテザットを訪れた人々は、山々のそびえ立つ勇姿だけでなく、ルーマニアに特有の80以上の光を放つ宝石のような氷河湖の光景にも感動させられます。
1935年にこの辺り一帯は国立公園として制定され、ルーマニアでは複合科学保護地区にもなっています。また、ユネスコの生物圏保存地域にも認定されています。国立公園は、2000ヘクタールの氷河により浸食された起伏ある地形からなり、 ルーマニアで最大の氷河湖である8、9ヘクタールのブクラ(Bucura)湖と100以上の氷河湖も含まれています。標高2030m級の山々に、ヤマラン、エーデルワイス、ナッツツリーに代表される高山植物、 シャモア、シカ、クマ、オオヤマネコ、イノシシ、山の湖や川のきれいな水に生息するマスなどの動植物が生息しています。

ロドナ山脈(東部カルパチア山脈)

ロドナ山脈国立公園は、東部カルパチア山脈の北に位置する、ルーマニアで二番目に大きな国立公園です。1932年に国立公園として制定され、自然及び天然資源保護国際連合の生物圏保護区として47000ヘクタール以上の面積を誇ります。
ここには約6,000種の動植物が生息し自然を愛する人々の目を楽しませてきました。 9月初旬には雪が降り始め、翌年の5月頃まで閉ざされます。
5月に春を迎えた喜びを表しているかのようなサカ山Saca mountainの一面に広がるラッパスイセンの花畑は圧巻です。地元の人々の言葉では、様々な色のろうそくと形容されたりもします。天に届く勢いの標高2300m級の峰々にはエーデルワイスはもちろん、ランなどの高山植物、標高がさがるとヤナギ、ボタン、リンドウなどの植物も見ることができます。川にはマス、サケ類、コイ科のミノウ、シャモアのような高山に生息する動物からイノシシ、オオカミやクマ、テンやオオヤマネコ、イヌワシなど多くの野生動物が生息しています。

ドナウデルタ

バードウォッチングに適した場所はルーマニア国内に数多くありますが中でも5000平方キロにわたるドナウ川河口ではペリカン、ハクチョウウ、オジロワシ、カモなど多くの鳥を観察することができます。

また、3つの生物保護地区と、2つの湿地(Balta Mica a Braileiとドナウ・デルタ)は、国際的に重要であると公表されており、2つの湿地はラムサール条約に登録されています。国立公園に関しては、科学、社会教育、経済3つの定義を持つとされており、「厳密に保護された地域」と、いわゆる「保護地域」はしっかりと分割され、管理されています。ルーマニア議会は現在、これらの地域の野生生物の生物多様性を保護し、より良い観光ツアーを提供し、このような公園を維持するために、環境を考慮したうえで狩猟を行える13の国立公園を開くことを目指し、法http://en.transilvania-magica.ro/national-parks案を議論中(2008年9月)です。

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