皆さん、こんにちは!
そして、明けましておめでとうございます。
新年の始まりに嬉しいお知らせがあります。つい最近、cobza「コブザ」がユネスコの無形文化遺産に登録され、ルーマニアが世界に提供する宝物に新たに加わりました。
これは、2025年12月中に開催された第20回ユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会において発表されたもので、共通の文化遺産を共有しているルーマニアとモルドバ共和国にとって重要な出来事でした。

皆さんは「コブザ」とは何か、聞いたことがありますか。
コブザは、首が短く洋ナシの形をした木製の弦楽器です。伝統上、民謡にリズムと調和を与えるために用いられてきました。
コブザは、独奏でも合奏でも演奏されます。主に農村地域で使用され、古くから社交行事や舞踏会、祝祭に欠かせない楽器です。その起源については、職業音楽家であるジプシー(lăutari「ラウタリ」とも呼ばれる)を通じて、ルーマニアに伝来されたと言われています。かつてコブザは、ムンテニア、オルテニア、ブコヴィナ、モルドバ地域人気で大変人気があり、16世紀の修道院の壁画にもその姿が見られます。
ルーマニア領内におけるコブザの最初の記録は不明ですが、その歴史は著名な音楽家たちと深く結びついています。19世紀に活躍したラウタリ組合長のバルブ・ラウタル演奏家もその一人です。

コブザの世界遺産登録に対して、ルーマニアのデメテル・イストヴァン文化省大臣は、次のように述べました。
「この新たな成功は、木材から芸術作品を生み出してきた職人コミュニティと、何世紀にもわたって物語や歌を伝えてきた演奏者たちのおかげです。(中略)我々は、ルーマニアおよびモルドバ共和国の現地の専門家や公的機関とともに、この希望と熱意の波を今後も支援していきます。皆さんに心からの祝福と感謝を申し上げます」と述べました。
このように、コブザの音色の独自性、その構造の優れた技巧、演奏の芸術性、そして文化的象徴としてそれを守り続けてきたコミュニティの役割が、公式に認められました。
これによってコブザは、イエという民族衣装、移牧、リピツァーナーの飼育の伝統など、すでにユネスコ遺産に登録されている他のルーマニアの遺産に加わることになり、ユネスコ文化遺産における11件目のルーマニアの登録遺産となりました。
