こんにちは!(Buna ziua!)
いつも記事の最初にルーマニア語で「こんにちは」を意味する”Buna ziua"と言うことばを添えているのですが、なかなかルーマニア語について触れる機会は少ないのではないでしょうか?
そこで、今回はことばに焦点を当てて、ルーマニアのことわざについて見ていきたいと思います🗣️
(1)Cine se scoală de dimineață, departe ajunge.
(朝早く起きる人は遠くまで行ける)
このことわざは日本語の「早起きは三文の徳」と同じ意味を表すことわざですね!日本と同じでルーマニアでも早起きをすることはいいことだと捉えられていることがわかりますね。
(2)Nu mai bea mâța oțet
(猫はもう酢を飲まない)
日本語には「猫に小判」というように、猫を用いたことわざがありますが、ルーマニア語にも猫が用いられていることわざがいくつかあります🐈そのうちの1つ、"Nu mai bea mâța oțet"というのは、一度だまされた人はその後注意するようになるという意味を表すことわざです。
(3)Vorba multă sărăcia omului
(言葉よりも行いが肝心だ)
このことわざは、英語の"Actions speak louder than words"という「行動は言葉よりも雄弁」という意味を表すことわざと同じニュアンスのものです。日本語にも、言葉と行動に関する四字熟語として、「有口無行」(口先からの出まかせばかりで実行が伴わないこと)がありますよね!
(4)Cine aleargă după doi iepuri, nu prinde niciunul
(2匹のウサギを追いかけるものは、どちらも捕まえられない)
このことわざは、日本語の「二兎を追うものは一兎をも得ず」と全く同じで、2つのことを同時に成し遂げようとしても、結局どちらも失敗に終わるという意味を表すものです。ことわざの意味だけでなく例えている動物も日本語と同じでびっくりです!🐇
(5)Pe cine nu-l apasă nici o grijă nu e bolnav de nimic
(世の中を心配しない人は全く病気ではない)
これは、心配事をしない人は健康で幸せであるという意味を表すことわざで、「思い置きは腹の病」(将来のことで余計な心配をするのは健康に良くない)という日本語のことわざと似ていますね!
いかがでしたか?日本語と同じ意味を持つことわざがルーマニア語においてもいくつかあることがわかりました。今回ご紹介した以外にもルーマニア語のことわざはたくさんあるので是非ともチェックしてみてください👀❗️
次回もお楽しみに🇷🇴🎶