こんにちは!(Buna ziua!)
突然ですが、皆さんは"ルーマニア"と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
ドラキュラ、チャウシェスク....真っ先に思い浮かぶのはこういったワードではないでしょうか。
しかし、ルーマニアというのは、手つかずの自然が残っていたり、美味しいワインの産地だったりと、他のヨーロッパ諸国に劣らないくらい魅力の詰まった国なのです!!
これからの投稿を通してルーマニアに少しでも興味を持ってもらい、「いつかルーマニアに行ってみたい!」と思ってもらえるような記事を書いていけるよう頑張ります☺️
では早速、ルーマニアについて見ていきましょう!
今回お伝えしたいのは、ルーマニアは「ローマ人の国」であるということです。
東ヨーロッパにあり、イタリアと国境を接している訳ではないのにどうしてローマ人の国なの?と思う方も少なくないと思います。どうしてルーマニアはローマ人の国なのか、以下で詳しく見てみましょう。
※ルーマニアと周辺国の地図
そもそも、ルーマニアは南東ヨーロッパにある比較的面積の大きな国で、ドナウ川の終着点があったり、黒海に面していたり、カルパチア山脈が通っていたりと、自然が豊かな国です。また、ウクライナやブルガリアなど、スラヴ系の国々囲まれる中で、ルーマニアはバルカン半島で唯一のラテン系の国なのです。(☜ここ大事!)
どうしてルーマニアだけ東欧の中で唯一ラテン系の国なのかというと、簡単に以下の歴史があるからなのです。
2世紀 ローマ帝国のトラヤヌス帝の時代、ルーマニアの地域が征服され属州ダキアとなる
→ローマ人がダキア人と同化してルーマニア人が形成された
このような歴史から、
ルーマニア←Romania(ロマニア: ローマ人の国)
という国名がつけられ、公用語であるルーマニア語もイタリア語などと同じラテン系、ロマンス諸語の一種なのです。
また、ルーマニア国民も自分たちはローマ人の末裔であるということを自認していて、つまりルーマニアは歴としたラテン国家なのであり、それに伴って陽気で明るい国民が多いのです!
いかがだったでしょうか。「ルーマニア=ラテン系の国」ということを知らなかった人も多かったのではないでしょうか。このように、ルーマニアについて皆さんが知らないことはまだまだたくさんあるのです👀‼️
次回もお楽しみに🇷🇴🎶