こんにちは!(Buna ziua!)
「ルーマニア」と聞かれて真っ先に思い浮かぶのは「ドラキュラ」だ!という方は多いのではないでしょうか?(笑)そんなドラキュラは吸血鬼のイメージが強いと思うのですが、実は英雄であったということをご存知ですか?
今回はそんなドラキュラに関するゴシップを気軽に読んでいただけるよう箇条書きでお伝えしたいと思います🧛
・1897年、アイルランドの作家ブラム・ストーカー作の小説『吸血鬼ドラキュラ』が発売される
→ドラキュラ伯爵の故郷は、ルーマニアのトランシルヴァニア地方の一角に聳える古城という設定
→物語は、主人公のジョナサン・ハーカーがロンドンからルーマニアの(実在の)町、ビストリツァに到着し、ドラキュラ伯爵に会いに行くところから始まる
→ただし、物語の作者は一度もルーマニアを訪れたことがない
→ドラキュラの故郷は東ヨーロッパの辺境の地、封建的な中世の香がする場所としてトランシルヴァニアが選ばれた
・ルーマニアにはドラキュラ城という名のホテルがある
・ドラキュラのモデルは15世紀のワラキア公となったヴラド3世、別名串刺し公。
→トルコ兵を見せしめのために串刺しの刑にしたことからそのようなあだ名がついた
→残虐な王として怒られた一方、オスマントルコと勇敢に戦った英雄としての一面もある(1462年にメフメト2世をワラキアから退去させた)
・ドラキュラの居城のモデル=ブラン城
→オスマン兵などの敵を監視し、ブラショフに入るのを食い止めるために1377年に築かれた
→ルーマニア一番の観光地として多くの人が訪れる人気スポット
いかがでしたか?ドラキュラに関するゴシップが本当かどうかを確かめるために是非ともルーマニアを訪れてみてください👀❗️
次回もお楽しみに🇷🇴🎶
こんにちは!(Buna ziua!)
この投稿の一番初めの記事で、ルーマニアの公用語はルーマニア語で、イタリア語などと同じラテン系であり、ロマンス諸語の一種だというお話をしました。
では、ルーマニア語は一体どのような言語なのか、基本的な表現を例に挙げながら見ていきましょう!
<ルーマニア語の基本情報>
・ロマンス諸語
→東欧においては、ほとんどの国がスラブ語系の言語を話しており、ルーマニアのみがロマンス諸語に属する言語を話している。
・ルーマニア国内ではおよそ90%の人がルーマニア語を母語としており、およそ7%の人が隣国ハンガリーの言語、ハンガリー語を公用語としている。
<ルーマニア語のアルファベット>
・ルーマニア語のアルファベットは31ある。
・diacritics(ダイアクリティカルマーク)と呼ばれる、発音区別符号のついた特殊なアルファベットが5つある。→ă、ș、ț、â、 îの5つ
→英語のアルファベット26文字+特殊なアルファベット5文字=31文字がルーマニア語において用いられている。
<ルーマニア語の基本表現>
おはよう=Bună dimineaţa. (ブナ・ディミネアーツァ)
こんにちは=Bună ziua. (ブナ・ズィア)
こんばんは=Bună seara. (ブナ・セアラ)
ありがとう=Mulţumesc. (ムルツメスク)
さようなら=La revedere. (ラレベデレ)
はい=Da (ダ)
いいえ=Nu (ヌー)
私の名前は〜です=Numele meu este~ (マ・ヌメスク~)
上記の基本表現を見てみると、3番目の「こんばんは」がイタリア語の”Buona sera” (ボナセーラ)とそっくりな一方で、6番目の「はい」がロシア語の”Да”(ダー)とスペルは違えど発音は一緒だったりしておもろしいと感じました!
いかがでしたか?普段ルーマニア語を見聞きする機会はあまりないと思うので、ぜひこの投稿をきっかけに興味を持ってもらえたら嬉しいです!
次回もお楽しみに🇷🇴🎶
こんにちは!(Buna ziua!)
明日は12月1日ですね。私たち日本人にとっては普通の平日ですが、ルーマニアの人々にとって12月1日というのは特別な日です、なぜなら12月1日というのはルーマニアの統一記念日だからです!第一次世界大戦後の1918年に統一し、以来100年以上経ちましたが、ルーマニアの人々にとっては重要な日として国中がお祝いムードに包まれます。
今回はこのルーマニアの統一関して、知っておきたいことを3つご紹介したいと思います。
(1)調印された場所
1918年にルーマニア王国とトランシルヴァニア、ベッサラビア、ブコヴィナの3地域が統一して現在のルーマニアとなったのですが、統一を批准した協定は「アルバ・ユリア市」というトランシルヴァニア地方の都市で調印されました。
(2)ルーマニアの国旗
ルーマニアの国旗は青・黄・赤のトリコロールとなっていますが、それは現在のルーマニアを形成するために合併された3つの地域を表しているそうです。
(3)軍事パレード
12月1日はブカレストの凱旋門下で大規模な軍事パレードが行われ、多くの国民が集まるそうです。ぜひ一度は見てみたいものです。
次回もお楽しみに🇷🇴🎶
こんにちは!(Buna ziua!)
旅行の楽しみの1つといえば、お土産探しですよね?!ということで今回はルーマニアに行ったら是非とも購入したいお土産について紹介したいと思います!
(1)ルーマニアの伝統的なブラウス
ファッションに興味のある人なら、現地の服を買いたいという人も多いでしょう。ルーマニアのブラウスというのは重要な民俗品の1つで、"ie"と呼ばれています。通常は綿布、亜麻または絹で作られており、ルーマニアの刺繍をモチーフにしています。地域によって少し差はありますが、通常は袖が広く、カラフルな柄や伝統的なモチーフがあるのが特徴で、女性でも男性でも着用できます。
(2)手塗りのイースターエッグ
手塗りのイースターエッグはルーマニアのイースターにおいて欠かせないもので、一年中お土産やさんで売られています。カラフルな色に宗教的なモチーフが描かれたイースターエッグが一般的で、現在でも人の手によって1つ1つ描かれているものもあるそうです。イースターエッグは、イースター前の木曜日と土曜日に女性が描くものとされていて、誰もができるわけではない緻密な作業だとされています。
(3)ルーマニアワイン
ルーマニアはワインの産地として有名で、6000年以上の歴史を持っています。赤ワイン、白ワインともに種類が豊富にあり、ブカレスト等ではワインが売られているお店がたくさんあるため、是非ともお気に入りのワインを探してみてはいかがですか?
(4)ルーマニア陶器
ルーマニアで有名な陶器の一つに「ホレズ陶器」と呼ばれるものがあります。これはブカレストから西へ約180キロ離れた場所にあるとホレズ村で作られる陶器で、独特な色使いのうわぐすりをかけてから垂らしたうわぐすりをひっかくようにして描かれる模様が特徴です。また、粘土から土台を作るところまでが男性、装飾は女性と分担して行われているのも面白い特徴です。
いかがでしたか?きっと紹介した中に気になるお土産があったはずです...!ルーマニアを旅行した際には是非ともお気に入りのお土産を探してみてください👀
次回もお楽しみに🇷🇴🎶
こんにちは!(Buna ziua!)
今回は、不思議な光景を見ることのできるルーマニアのスポットについてご紹介したいと思います。
それは、ブザウという街にある泥火山です🌋
この泥火山はブカレストからおよそ145km離れた場所にあり、地殻に近い堆積岩の層から出るメタンガスとともに地下水や粘土が地表に噴出して形成されます。このような噴火は、空気と接触する泥が硬化することによって表面が円錐のような形になるため、まるで月面にいるような光景が広がっています。
この地層は何千年も前から存在していましたが、この地はかつて石油が豊富だったことから1867年に石油を探索していたフランス人によって発見され、その後1924年に天然記念物に指定されたそうです。
世界にはおよそ1,100の泥火山が存在するそうですが、ヨーロッパではほとんど見ることができず、ルーマニア以外ではカスピ海のアゼルバイジャンに存在します。
ルーマニアから日帰りで行くことができるので是非ともこの不思議な光景を見に行ってみてはいかがでしょうか?ただし、地面が乾いている時しか立ち入ることができないそうなので行く際には事前チェックをお忘れなく!
次回もお楽しみに🇷🇴🎶
こんにちは!(Buna ziua!)
ルーマニアには、中世の雰囲気を感じることができる街並みが残っている都市が2つあります。それは、ブラショフとシギショアラという都市です。今回は、そんな中世の趣を残す都市についてご紹介したいと思います。
(1)ブラショフ
ブラショフは首都ブカレストに次ぐ観光都市として有名で、ブカレストから電車で約2時間半、ルーマニアの中央部に位置している都市です。
この都市は、13世紀初頭に街並みが建設されたのですが、当時はルーマニアに統一した国家がなかったため、ルーマニア人・ドイツ人・ハンガリー人と多数の民族が入り混じっていた都市であったのが特徴です。そのため、ドイツ式の美しい建物が並んでいたりと、ドイツの雰囲気を感じる街並みとなっています。
この都市は中世の建物を利用したレストランやコーヒーハウスが多いのに加えて、レプブリチ通りという通りでは、お土産屋やファッションの店が連なっていてショッピングが楽しめるため、まさに観光するのにぴったりな都市となっています。
また、ブラショフは東京都の武蔵野市となっていることから、日本語学校があったり日本料理屋があったりと、日本との結びつきが強い都市でもあります。
この街には「黒の教会」というルーマニアで最も大きいゴシック様式の福音教会があり、街のシンボルとなっています。
(2)シギショアラ
シギショアラは世界遺産に登録されている都市で、ルーマニア北西部のトランシルヴァニア地方に位置しています。
この都市は、ザクセン地方から入植したドイツ人によって築かれたのですが、彼らは職人組合ギルドを結成し、商工業を発展させるとともに、町の防衛や行政を自ら行ってい他ため、現在でも商業都市として姿が残っているのが特徴的です。
とにかく街並みが綺麗で、オレンジ色の三角屋根が連なる美しい街並みは「トランシルヴァニアの宝石」と呼ばれています。また、街のシンボル的な存在として時計塔があります。これは14世紀に自治都市になったことを記念して建造されたものだそうで、街を囲む9つの塔の中で最も高い塔となっています。そのため、展望台からはシギショアラの美しい街並みを一望できるのに加え、ロンドンやパリなどの主要都市の方向を示すプレートがあり、東京のプレートもあるそうなので日本との繋がりを感じることのできるスポットにもなっています。さらに、時計塔の時計は機械仕掛けのからくり時計となっていて、ローマ神話をテーマにした人形が決まった時刻になると出てくるそうです。
以上、2つの都市を紹介しました。どちらも中世の雰囲気を感じることのできるとても素敵な都市です。是非とも皆さんの足で訪れてほしいものです☺️
次回もお楽しみに🇷🇴🎶
こんにちは!(Buna ziua!)
いつも記事の最初にルーマニア語で「こんにちは」を意味する”Buna ziua"と言うことばを添えているのですが、なかなかルーマニア語について触れる機会は少ないのではないでしょうか?
そこで、今回はことばに焦点を当てて、ルーマニアのことわざについて見ていきたいと思います🗣️
(1)Cine se scoală de dimineață, departe ajunge.
(朝早く起きる人は遠くまで行ける)
このことわざは日本語の「早起きは三文の徳」と同じ意味を表すことわざですね!日本と同じでルーマニアでも早起きをすることはいいことだと捉えられていることがわかりますね。
(2)Nu mai bea mâța oțet
(猫はもう酢を飲まない)
日本語には「猫に小判」というように、猫を用いたことわざがありますが、ルーマニア語にも猫が用いられていることわざがいくつかあります🐈そのうちの1つ、"Nu mai bea mâța oțet"というのは、一度だまされた人はその後注意するようになるという意味を表すことわざです。
(3)Vorba multă sărăcia omului
(言葉よりも行いが肝心だ)
このことわざは、英語の"Actions speak louder than words"という「行動は言葉よりも雄弁」という意味を表すことわざと同じニュアンスのものです。日本語にも、言葉と行動に関する四字熟語として、「有口無行」(口先からの出まかせばかりで実行が伴わないこと)がありますよね!
(4)Cine aleargă după doi iepuri, nu prinde niciunul
(2匹のウサギを追いかけるものは、どちらも捕まえられない)
このことわざは、日本語の「二兎を追うものは一兎をも得ず」と全く同じで、2つのことを同時に成し遂げようとしても、結局どちらも失敗に終わるという意味を表すものです。ことわざの意味だけでなく例えている動物も日本語と同じでびっくりです!🐇
(5)Pe cine nu-l apasă nici o grijă nu e bolnav de nimic
(世の中を心配しない人は全く病気ではない)
これは、心配事をしない人は健康で幸せであるという意味を表すことわざで、「思い置きは腹の病」(将来のことで余計な心配をするのは健康に良くない)という日本語のことわざと似ていますね!
いかがでしたか?日本語と同じ意味を持つことわざがルーマニア語においてもいくつかあることがわかりました。今回ご紹介した以外にもルーマニア語のことわざはたくさんあるので是非ともチェックしてみてください👀❗️
次回もお楽しみに🇷🇴🎶
こんにちは!(Buna ziua!)
みなさん、ルーマニアは中世の雰囲気が残る素敵なお城がいくつもあるということを知っていますか?今回は、ルーマニアに行ったら是非とも訪れたいお城を3つ紹介したいともいます🏰
(1)ペレシュ城
ペレシュ城はルーマニアの中央部、シナイアにあるお城で、ルーマニアの初代国王であるカロル1世が王室の夏の離宮として建てたのが、このペレシュ城です。
ドイツ人の建築家ヨハネス・シュルツにが設計したことから、ドイツ・ルネサンス様式のお城となっていて、おとぎ話に出てきそうなメルヘンチックな外観が特徴的です。また、内部は現在博物館になっていて、約160もの豪華絢爛な部屋を見ることができるのも特徴です。特に、場内に入ってすぐのメインホールは彫刻されたクルミの木で美しく装飾されており、天井のステンドグラスも必見です。
(2)ペニショール城
ペリショール城はペレス城と同様、ルーマニア中央部のシナイアにあるお城です。ルーマニア国王カロル1世がペレシュ城とともに「狩猟用」のお城として建築したものです。このお城もペレシュ城と同様にドイツ・ルネサンス様式を基調としていますが、ペレシュ城とは外観がかなり異なります。
カロル一世の甥夫婦であるフェルディナンド1世とマリー王妃がかつて居住して、内部の調度品や装飾はアール・ヌーヴォー調を中心としてまとめられています。そのため、女性からの人気が高いお城だそうです。
(3)フネドアラ城
フネドアラ城はルーマニアの西部、トランシルヴァニア地方のフネドアラにあるお城です。ハンガリー王国の総督フニャディ・ヤーノシュが手がけたお城であることから、フニャド城とも呼ばれています。なぜハンガリーが関わっているかというと、このお城が建てられた15世紀、トランシルヴァニア地方はハンガリーの領土であり、第一次世界大戦後にルーマニアの領土となったからです。
ゴシック・ルネサンス様式のお城であり、細く長い橋を渡ってお城に入るというのが特徴的かつ魅力的ポイントです。また、ドラキュラ伝説で有名なヴラド3世が幽閉されていた場所とも言われています。(ただし、記録は何も残っていないようです...)
お城の内部は比較的シンプルなのですが、2階のデッキからはフネドアラの街並みを一望することができるため必見です。
いかがでしたか?今回は私が個人的に素敵だなと思ったお城を3つ紹介しましたが、ルーマニアにはまだまだお城がたくさんあります!是非とも自分のお気に入りのお城、行ってみたいお城を見つけてみてください👀❗️
次回もお楽しみに🇷🇴🎶
こんにちは!(Buna ziua!)
みなさんはルーマニアがヨーロッパの中でも屈指の自然大国であるということを知っていますか。今回は世界遺産にも登録されているルーマニアの大自然スポット、ドナウデルタについてご紹介したいと思います。
そもそもドナウデルタとは、ドナウ川と黒海が合流する地点にできた三角州で、約5470平方kmもの面積を誇るヨーロッパ最大の湿原となっています。ここは人の手がほとんど入っていない自然が残っていることから、3,400種類以上の魚と320種類以上の野鳥が生息していると言われていて、まさに自然の宝庫と呼ぶのにふさわしい場所となっています。そんな多種多様な生き物の中でも特に見てみたいのがモモイロペリカンです!
モモイロペリカンは、自然豊かで日照時間の長いルーマニアへと毎年3~4月頃にアフリカからルーマニアへと飛来するそうで、ドナウデルタはヨーロッパで唯一の集団繁殖地となっているそうです。また、モモイロペリカンの他にハイイロペリカンも生息しており、どちらも現在は絶滅の心配がされている珍しい鳥となっています。ドナウデルタでは、5〜8月ごろにロシュ湖などで大群を観察することができるそうです。
また、魚や鳥だけでなく、植物に関しても1100種以上の数の植物が生えているそうです。例えば、白や黄色の花を咲かすスイレン。これはドナウデルタのシンボルの1つでもあり、毎年6〜9月ごろに綺麗な花を咲かせます。
今紹介したように、ドナウデルタには手付かずの自然が残っていて、非常に多様な動植物を観察することのできる貴重な場所となっています。ドナウデルタを訪れれば、きっと自然の雄大さを感じることができるでしょう🌿
次回もお楽しみに🇷🇴🎶
こんにちは!(Buna ziua!)
今日はルーマニアの文化の中心地とも言える「シビウ」という町についてご紹介したいと思います!
シビウとは、トランシルヴァニア地方南部にある都市で、12世紀にハンガリー王の命令でドイツのザクセン人が入植して始まった町です。そのため、どこかドイツのような雰囲気が感じられたり、博物館の展示物の説明がルーマニア語とドイツ語の2か国語表記になっていたりします。町が中央ヨーロッパとバルカン半島を結ぶ交通の要衝にあることから商業都市として栄え、発展していきました。そんなシビウは、2007年に欧州文化都市に選ばれたり、有名雑誌であるフォーブスによって世界の美しい町トップ10に選出されるなど、現在でも文化の首都として観光客から人気を集める町となっています。
そんなシビウの町を訪れたら是非とも見ておきたいスポットについてお伝えしていきたいと思います!
①目のある家
まず初めに紹介したいのは「目のある家」です👀 どういうこと?!と思われる方が大半だと思います笑 実はシビウの町の家々の屋根に注目してみると他の町とは異なる部分があるのです。それは、多くの家の屋根にはまるで人の目のように見えるユニークな形の窓がついているということです。これは部屋の換気のためにつけられているそうですが、それにしてもずらりと目が並んでいるのはとても不思議な光景です。
②シビウ大聖堂
ルーマニアではルーマニア正教を信仰する国民が多い中、この大聖堂はドイツ人が入植した際に建てられたものであるため、ルター派の教会となっているのが特徴です。高さは73メートルもあり、5つの尖塔をもつゴシック様式の構造となっています。また、屋根に独特な模様が描かれていたり、スロバキアの職人によって造られた6000本もの管を持つ豪華なパイプオルガンなど、外部にも内部にも見所がたくさんあります。
③うそつき橋
この橋はもともとドイツ語で「Liegebrücke(横たえる橋)」と呼ばれていたものが、「Lügebrücke(嘘の橋)」に転じたものなのだそうですが、橋の上で嘘をつくと橋が崩れるという言い伝えがあることからこの橋の上で愛を告白するカップルが多いそうです。
以上、シビウの町についてお伝えしました。街並みが美しく、かつ独特で魅力的なスポットがあるのが特徴的です!ぜひみなさんも訪れてみてはいかがでしょうか。
次回もお楽しみに🇷🇴🎶